デイリーニュース


DAILY NEWS 包装・環境分野の情報を毎日掲載しております!

 
 ニュース一覧に戻る
【ニュース分類】
環境関連のニュースは次のように分類されています。
東日本大震災関連 廃棄物・リサイクル 温暖化防止・環境総合

【2016年8月】
08/23 IoT技術活用のごみ箱/実証実験を開始――ハウステンボスほか

設置したごみ箱「BigBerry Solar」
 ハウステンボス(長崎県佐世保市)は日本システムウエア(東京都)と共同で、ハウステンボスリゾート内に情報通信技術(IoT)を活用したごみ箱「BigBerry Solar」を設置、実証実験を開始した。ごみの蓄積状況をリアルタイムで管理し、収集作業の効率化につなげるのが狙い。9月末まで実証を行い、結果を取りまとめる。(8月23日15:10)
08/22 旧処分場の埋め立て法面が浸食/原因究明など検討会を開催――福島県
 福島県は8月8日、廃業状態にある富岡興業(福島市)の最終処分場(川俣町山木屋地区)が行政代執行による埋め立て法面への押さえ盛土工事を行った後、降雨などの影響で浸食されていることを明らかにした。県は浸食の原因究明や対策を検討するため、9日、外部の専門家による第1回検討会を開催。今年10月をめどに結論を出す予定。(8月22日17:20)
08/10 中国への古紙輸出、再び30万t台も7、8月伸びる予測も――貿易統計
 貿易統計によると、2016年6月の古紙輸出は37万1714t(金額68億5044万円、1万8429円/t)、前年同月比で11%減となった。5月は11カ月ぶり40万tを超えたが、再び30万台に落ちた。7、8月は中国内需給が逼迫しているため、輸出が伸びるとの予測もある。1-6月累計は215万2848tで前年同期間比16万326t減、金額では88億9289万円の減の406億5439万円となった。(8月10日9:40 メルマガ「産廃NEXT」2016年8月第1週号に詳細)
08/09 排水処理を効率化/高速ろ過機を提案――ショウワ洗浄機

ろ過前の原水(左)、1次処理後(中)
2次処理後(右)
 ショウワ洗浄機(横浜市)は、廃棄物処理業者向けに高速排水ろ過機を本格的に提案する。同機は、微生物に頼らない物理的な処理で3000ミリグラム/リットルを超える高濃度の有機排水などを低コストでろ過し、河川や下水に流せる状態にする。全国の食品加工工場など約500カ所に納入されている。そうした実績を強みに、処理施設の排水処理の効率化をサポートしていく。(8月9日16:40 循環経済新聞8月22日号詳細掲載)
08/08 トラックスケールデータを一貫処理/システム導入実績が500件突破――光成衡機
 計量器の製造・販売・修理で約70年の実績を持つ光成衡機(広島県)は、トラックスケールデータ処理システム「計量革命 TSPC−α」シリーズの販売実績が500件を突破した。新設・既設のトラックスケールに取り付け可能で、現場のニーズに合わせた使い勝手の良さが好評だ。産廃処理施設や自治体の清掃センター、古紙・スクラップヤードなど、幅広い業種で導入が進んでいる。(8月8日18:00 循環経済新聞8月22日号詳細掲載)

「計量革命 TSPC−α」

トラックスケール
08/05 4種類の飲料容器を同時選別/高精度で迅速な処理可能に――ヨウコウ

飲料容器選別機「YD−21」
 ヨウコウ(奈良市)は、4種類の飲料容器選別機「YD−21」を開発、本格的な販売に乗り出した。廃棄された飲料容器全てを同時投入し、スチール缶・アルミ缶・PETボトル・瓶に選別するもの。実用新案登録済みの新技術で、より迅速で高い精度での処理を実現した。既設ラインへの組み込みも可能だ。全国の容器リサイクル施設などへの提案を進め、年内に5台の販売を目指す。(8月5日17:10 循環経済新聞8月22日号詳細掲載)
08/04 2015年度熱回収率27.1%/年間約8000トンの一廃を処理――市原ニューエナジー

市原ニューエナジーの熱回収認定施設
 市原ニューエナジー(千葉県市原市)は、熱回収施設設置者認定や民間では希少な食品リサイクルの熱回収施設として積極的に熱回収を行い、2015年度熱回収率27.1%を達成している。1日当たりの処理能力は最大96トン。そのうち、家庭から出る生ごみなど一廃は全体の2〜3割程度。年間約8000トンに上る。これらは水分が多くカロリーが低めだが、カロリーが高めな産廃とブレンドして均質化し、処理するのがノウハウ。現在、関東の複数の自治体の可燃ごみを受け入れ、処理している。(8月4日15:30 循環経済新聞8月8日号詳細掲載)
08/03 バイオトイレなど環境改善事業を強化/ベトナムやタイなど――長大
 ベトナム国鉄の鉄道車両トイレにバイオトイレを納入した長大(本社・東京)は、今回の実績を強みにベトナムやタイなど海外での環境改善事業を強化する。昨年6月、同社のグループ会社、長大基礎地盤ベトナム社が日本のバイオトイレをベトナム国鉄の車両トイレに導入する契約を締結、199基のバイオトイレを納入した。ベトナムやタイでは、下水道処理施設がない地域がまだまだ多いとされ、バイオトイレの環境改善効果や維持管理コストの低さなどを積極的に提案していく。(8月3日14:50 循環経済新聞8月8日号詳細掲載)
08/02 燃料電池フォークリフトを開発/国内初、今秋から販売――豊田自動織機

2.5トン積み燃料電池(FC)
フォークリフト
 豊田自動織機は、日本初となる2.5トン積み燃料電池(FC)フォークリフトの販売を今秋から開始する。稼働時にCO2や窒素酸化物などを排出しない環境性能を持つ他、約3分で燃料(水素)充填が完了するなど高い利便性を誇る。今後、水素のインフラ確立や製造コストの低減に伴い、稼働時間が長く、使用頻度も高い現場からニーズが高まると見て、提案を進めていく。(7月29日14:00)
08/01 電力自由化サミットジャパンを開催/新電力各社が意見交換

都内で開催された
電力自由化サミットジャパン2016のもよう
 官民一体で「電力自由化」を促進するため、「電力自由化サミットジャパン2016」が7月28日午後1時30分から東京都内で開催された。基調講演は、経済産業省資源エネルギー庁次長の多田明弘氏による「我が国の電力自由化の現状と今後について」、(一社)エネルギー情報センター理事の江田健二氏による「海外事例から見る電力会社と顧客の新たな関係/電力デジタル化の将来」、グッドフェローズの長尾泰広社長による「アンケートから見る消費者の傾向と比較サイトとしての在り方」の3本。パネルディスカッションでは、新電力各社が活発に意見交換を行った。(8月1日13:50)
 ニュース一覧に戻る