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■負けない「小」の挑戦−多品種小ロット生産の改革− |
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白本貞昭 著 |
ISBN4-89086-200-5 C3050/四六判 |
定価1,728円(本体1,600円+税) 送料400円 |
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負けるな中小企業 |
中小製造業の改革ネック「多品種・小ロット」「受注生産」の典型的産業である段ボール加工業、住宅事業の経営体験を通して、「大手に負けない」ための具体的改革手法を示した「実戦経営論」。 |
●著者略歴 |
白本 貞昭(しらもとさだあき) |
昭和10年 |
北海道上砂川生まれ。 |
昭和35年 |
北海道大学 農学部 卒業後、株式会社トーモク入社。 |
昭和45年 |
取締役、常務取締役、専務取締役、全国段ボール工業組合連合会 理事 を経て、57年トーモク取締役社長、日本段ボール工業会 副会長就任。 |
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●推薦文 |
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豊富な経験と知識をもとに精魂こめて書きあげた、中小企業のための実用書であるが、(株)トーモク、スウェーデンハウス(株)などを堅牢な会社に育てあげた前社長としての、その経営哲学、理念が熱く語られている。経営者はもとより、次代を担う若い人たちにぜひ読んでもらいたい。
(明治乳業株式会社 代表取締役会長 中山 悠) |
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■CONTENTS■ |
第1章 デフレ時代の価格戦略 |
1.値下げ競争は限界を超えた
2.超デフレ時代の価格戦略
3.適正価格戦略
4.サービスコストの見直しと蓄積された悪弊からの脱却
5.カイゼンの鍵 |
第2章 これからのコストマネジメント |
1.企業を蘇生させるコストマネジメント
2.コストダウンの取り組み方
3.「一円運動」はこのように実行する
4.群別原価計算は工程にロット数を加味した「採算計算」
5.群別原価計算の実際 |
第3章 体質改革の決めは手は標準化 |
1.業界の体質改革に必要な標準化・合理化
2.原紙の標準化は製紙・加工・顧客三者の利益
3.止まらない小ロット、多頻度物流の合理化
4.一物一価はありえない |
第4章 自分が変わらなければ業界は変わらない |
1.自分の会社をよくするためには
2.業界組織が機能するためには |
第5章 事業を引き渡す後継者はいるのか |
1.難しくなってきた事業承継
2.仙台紙器オーナーはなぜ廃業したのか |
第6章 経営指針(段ボール技術者大会講演集抜粋) |
1.製造と販売は車の両輪
2.「ヴァーサー号」沈没の責任者は誰か
3.「井の中の蛙」でいいのか
4.プロとしての仕事への取り組み
5.若い力が習慣を変える |
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